切り替えがね・・・ [カウンセリング]
先日、私にとっていつものおなじみの場所で傾聴トレをやってきました。
その場所と言うのは、私がよく会議や私的な考え事をするために引きこもる所でしてね。
料金は安いけど、窓口の対応が少々イライラする。
まぁ、それでも親しくお喋りをしたりもするのだけど(笑)。
そして、その傾聴ですが、2ヶ月ぶりの傾聴だった割には、上手くできたなと考えています。
その2ヶ月前の傾聴トレが私にとってワーストだったので、ホッとしたというのが正直なところ。
また、その勉強会には2級合格者も参加していたので、貴重なフィードバックも頂戴できました。
ほんとにありがとね。皆さん。
傾聴トレにはスクールで教えてもらう前に参加しており、「マイクロカウンセリング」を行く途中の電車の中でざっと読んで、いきなり本番と言う状態でした。その当時からそれなりに出来てはいたので、後は感情に上手く寄り添うための技法をどう使うかが課題なのですが、実はこの辺で伸び悩んでいます。
ドアオープナーのかけ方も大体分かるのですが、どうしても私の焦点の当て方が出来事レベルに行ってしまう。
これは私が仕事上、そうした事柄ばかりを扱っているからなのでしょうけど、その切り替えが難しい。
そして、もう一つの要因として、クライエントの「悩んでいる」「悲しい」という感情が、どんな状況で生まれているかを知りたいと言うこともあります。もちろん、その状況とクライエントの感情を比べて私が裁いたりするわけではありませんが、そのあたりを理解する事によってクライエントの世界が理解しやすくなるという面もあるのです。
これは私的な見解ですが、10分や15分の傾聴の場合、確かに感情のみに焦点を当てるのは効果的でしょう。
しかし、これが実際の50分コマのカウンセリングの場合、ある程度出来事も把握したくなるのでは…?これは私がカウンセリングを受けた経験としても、だけど。
ただ、最近思うのは、私が心理学を通してやりたいのはカウンセリングではなく、セラピーなのだろうな、と言う事。もちろん、その前提としてカウンセリングや傾聴が重要なのは論を待たないけど。
話は前後するけど、昨日の午前中、同じ場所である先生の教育分析を受けていました。
その後、私がゲシュタルト療法に絡む質問をした時、ちょうど彼女もゲシュタルトの本を読んでいたばかりだったんですね。
あの療法のもつ独特の「厳しさ」はともかく、短期的にある一定の効果を出せるのは、大変素晴らしい。一度、ワークに参加してみたいなぁ、とも思うけど、何だか怖そうな(笑)。
ところでね、昨日の勉強会参加者の方で大阪の傾聴トレに行かれた方が、産業心理士の方の傾聴を目の前で見たとの事。
その際に産業心理士の場合は、クライエントの言葉を「置き換える」のだという事を言われていたと思います。
それを聞いたときに、ふと思い出したのが、この本。
産業心理士の「言い換え」は積極技法に含まれないものだけど、これは相当に積極的なアプローチ。
傾聴をベースにしながら、クライエントの過去や現在の可能性や肯定的な側面に光を当てつつ「あなたはそのままでもよく、そして変われもするのですよ」と促すもの。
つまり、我々がスクールで学んだ積極技法を、もう少し発展させたものと考えてもらえればよいと思います。
まぁ、これを実際にやろうと思えば、相当の時間とラポールが必要なのは事実ですが。
しかし、効果的ではあると思います。
そして、その対極(?)に位置するのが、この本
精神対話士の書かれた本ですが、内容はまんま傾聴。
この人の文章って少々嫌味な感があり、決して好きにはなれないのですが、しかし傾聴をやる上で参考になると思います。
さて…今日はシフト上深夜の仕事。
そして明日はお休みで、明後日から変則的な業務シフトに。
その間に業務改善計画書を書いて、顧問税理士さんを早く見つけて、半ば絶望的になっている確定申告もやって…
ではでは
楽しんで読ませてもらってます♪
本参考にさせて頂きます。
でも、本当にご多忙ですね~
奥さんとコミュニケーションも大切にしてくださいね~(大きなお世話ですよね(^ ^;)
by 傾聴苦手 (2008-02-29 13:32)
こんばんわ!
すいません、せっかくコメントを頂いていたのに、お返事が遅れてしまいました。
傾聴を初めとして、カウンセリング関連の分野については、色々と苦手意識を持っています。
私の情報が何かの参考になれば、幸いです。
またコメントを下さいね!
by くまごろう (2008-03-03 20:24)