心のインテリジェンス [読書]
昨日の更新で書いたように、仕事面では悪戦苦闘の日々ですが、読書だけは本当に順調。
まぁ、これを「防衛機制」と言えばそれまでですが、しかしインプットが増えるのは良い事です。
読む本は本当にばらばらです。大学での課題から心理学に社会学、労働法や会計学まで。
なかなか時間が自由に取れない状態なのと、緊張を強いられる日々が続いているので、帰宅した後でも気持ちが簡単に切り替わりません。
その分だけ、行き帰りの電車やバスの中での時間を有効に活用しなくては…!
と言う事で、最近読んだ本。
いわゆる「EQ」に関する本であり、感情が私たちの生活や人生に及ぼす影響や、そのコントロールをどうするかについて話が展開されています。
注目するべき事は、TAやカウンセリングの諸概念が随所にちりばめられており、カウンセリングを行う上で理解するべき諸概念が俯瞰できる事にあります。
ただ、感情の意味や影響、そして事例については比較的厚めに議論されていますが、具体的な対応に関しては、内容が薄いかなと言う印象を与えます。
しかし、コミュニケーションと感情の関係を理解するという点では良書ですね。文章も多少煩雑ですが分かりやすく書かれています。
カウンセリングに関する諸概念を普段のコミュニケーションに置き換えて考えるには、参考になるのではないでしょうか。
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